作品內容
ひととあやかしが共に暮らすことができる、最後の聖域。
四国、高知の山奥にある隠れ里。茂伸(ものべの)――
ものべので生を授かり、事情によってあなたとともにものべのを離れ。そして再びやってきたものべので異変に襲われ、試練の時をすごした最愛の妹・夏葉。
さまざなな苦難を乗り越えて「兄と妹」であることができる喜びを深く知った夏葉は、妹らしく、元気いっぱいにはつらつと、普段の仕事で摩耗しきったあなたをけれども休ませず、遊びに引っ張り回します。
草ぞり、木登りで山遊びを堪能し、縁側で西瓜を食べて、種のとばしっこ競争をして。
あげくにへたっぴな耳かきの練習台にもされてしまって、おにいちゃんはなかなか大変です。
けれど夏葉は、あなたを大事に、大事に大事に想っています。自分の元気をわけてあげたい――おにいちゃんに元気になってほしい!
くたくたになるまで引っ張り回されながらももちろん、あなたはしっかり、夏葉の想いを受け取ります。
そうして迎えるお昼寝タイム。
きょうだい二人。
身を寄せ合って、お互いに匂いに安心しあってまどろむ時間の中で、夏葉は昔の、そうして今の、気持ちを素直につたえてくれます。
かけがえのない妹との、二度とはこない夏のひととき。
どうぞそのお耳で、こころで、目いっぱいに受け止めて、癒やしと換えていただけますと――次の朝までぐっすり眠り、優しい眠りに育てていただけますと、幸いです。
「おにいちゃんも食べて食べて――あ!
夏葉が食べさせてあげるね?
はぁい。『あーーーーーん』
……どう? おにいちゃん? おいしい??
そうなんだ~! よかったぁ! ――っ!!?
え!? ううんっ!? 夏葉、なんにも!
べつになんにも思ってないよ!!
……おいにちゃんと間接キスとか――思ってないもん」
测试链接:https://pan.baidu.com/s/1mfrtPtoXNAl5fth2-nWkAw 度盘炸了看情况补(全年龄不至于)
21312313